デザイン性と機能性を両立させた腰壁を設置
- 平均費用
- 100~150万円
- 所要日数
- 3~5日
腰壁があることで階段や廊下で転びにくくなる
築年数40年を超える古い住宅をリフォームをご希望された施主様。ご夫婦も高齢になっていることもあり、高齢者にとって住みやすい住宅にしてほしいというご希望でした。
そこで我々ではデザイン性と機能性を両立させ、手すりの代わりになる腰壁を設置しました。この点が今回のリフォームの肝となっています。
腰壁とは、高さ1メートルほどなど人間の腰の高さほどまでに木の壁などを設置するリフォームのことを指します。空間を区切ることで見た目の変化をもたらし、デザイン性の高い廊下や階段にするために効果的なリフォームの一つと言えます。
腰壁の境界はちょうど人間が手で持ちやすい場所に設置されるので、壁との間位に段差を設けることで腰壁を掴みやすくし、廊下や階段での歩きやすさをもたらす効果があります。
素材には珪藻土とパイン材を採用
リフォームするからには機能性だけではなく、デザイン面においても意味があるものにしなくてはいけません。
そこで今回のリフォームに際しては、腰壁の部分には天然素材であるパイン材を採用しました。吸湿性が高く家の中の湿気を取り除く効果があり、天然木の雰囲気がやわらかな空間を生み出してくれます。
また壁側の建材にも防音効果や吸湿性のある珪藻土を採用しています。梅雨の時期なのでも家の中がジメジメすることを防いでくれます。 画像を見ていただき、壁に木の板が貼られている部分が腰壁です。
家の中はあえて落ち着きをもたらす純和風にまとめ、ご夫婦にとって落ち着く雰囲気をもたらしながらも、素材を工夫することで機能性そしてデザイン性の両立を実現いたしました。
長く住んでいける愛着を持てる自宅を実現いたしました。