ガス給湯器を交換 お風呂に追い炊き機能を追加しました
- 平均費用
- 15万円~
- 所要日数
- 1日
住宅設備の中でも比較的早く交換時期を迎えるもののひとつがガス給湯器です。
10年を過ぎると故障の可能性が出てきて、15年までのあいだには交換が必要になってきます。
今回ご依頼いただいたお客様の場合、新築のときに設置して13年目のガス給湯器でした。
ガス給湯器の選び方
ガス給湯器を選ぶときのポイントはこちら。
・ご家族の人数や使い方によって号数を選ぶ。
・追い焚きなど機能を選ぶ。
・エコジョーズにするか決める。
ガス給湯器の「号数」とは「水温+25℃のお湯が1分間に出る量」のこと。
16号だと1分間に16リットル、24号だと1分間に24リットルのお湯が出ます。
ご家族が多いとキッチンやお風呂など複数の場所で同時にお湯を使うことも多くなるため、大きめの号数を選んだ方がよいでしょう。
交換前の給湯器の容量で足りているかどうかがひとつの判断基準だといえます。
「ちょっと湯量が足りないことがある」と思うなら、大きめを選ぶのがオススメです。
お風呂の追い炊きなどの機能もしっかり確認しましょう。
おもに比較したい機能は、①給湯専用か追い炊き付きか、追い炊き付きの場合はフルオートかそうでないかです。
給湯専用の機種は追い炊きができません。
追い炊きできる方がよければ追い炊き機能付きのものを選びましょう。
追い炊き付きの中でも、フルオートの機種とそうでない機種があります。
フルオートでない機種も、お湯はり・保温・追い炊きは自動で行ってくれるものが一般的です。
フルオートだとそれらに加えて、自動足し湯や配管自動洗浄といった機能があります。
自動足し湯は、誰かが入浴してお湯の量が減ったときに自動で足してくれる機能。
配管自動洗浄は、浴槽の栓を抜いたときに自動で追い焚き配管を洗浄する機能です。
あれば便利な機能ですが機能が多いほど高価になっていきますし、暮らし方によって「そこまでなくてもいい」と感じる機能もあるものです。
自分たちの生活スタイルに合った機能を選びましょう。
エコジョーズにするかどうかも大切なポイントです。
エコジョーズは高効率給湯機。
少ないガスで効率よくお湯を沸かすので、省エネでガス代の節約にもなります。
一方で、機種そのもののお値段は普通の給湯機より高めです。
イニシャルコストかランニングコストかどちらを重視するかによって選択してください。
追い焚き機能付きのシンプルな給湯機を選びました
今回のお客様が選んだのは、追い炊き機能付きのシンプルな給湯器。
2人暮らしなのでフルオートほどの機能は必要なく「お湯はり・保温・追い炊きができれば十分」と思われたからです。
エコジョーズも選択しませんでした。
エコジョーズは確かに省エネで環境にもやさしくランニングコストが抑えられるのは魅力的でしたが、今回の工事予算をオーバーしてしまうので「そこまでしなくていい」と判断されました。
省エネや節約は大切ですが、工事予算もとても重要です。
こちらのお客様はもともと追い炊き機能がない給湯器を使っていらっしゃったので「追い炊きができてとても便利で嬉しい」とおっしゃっていただきました。
私たちはご希望とご予算をしっかり考えて、満足していただけるご提案を心がけています。